秋田駒ヶ岳で花を満喫
7月12日は妻と義妹と三人で秋田駒ヶ岳に登った。
前日、仙台市のプレミアム商品券を購入してから出発し、田沢湖高原温泉に泊まった。
マイカー規制中なので、ふもとのアルパこまくさからバスに乗って八合目の登山口に着いた。
妻と義妹は、過去に二度「秋田駒」に登っているが、いずれも悪天候で景色や花を楽しめなかったらしい。スケジュールの都合で過去の二回は一緒に登れなかったが、今回は一緒に登ることになった。
結婚前、妻は雨女だったらしい。どこかに出かけると雨に降られる確率が相当高かったらしい。ところが結婚して私と出かけるようになってからは晴天率80%以上の高確率で天気に恵まれるようになった。なぜなら私は晴れ男だからだ。
過去、二度の「秋田駒」登山では私が参加しなかったばかりに悪天候にたたられたため、今回は一緒に行ってほしいと懇願されたので、スケジュールの都合をつけて行くことにした。その結果、見事に晴れて花や景色を楽しめることができたというわけだ。
コースは八合目から男女(おなめ)岳山腹を巡って阿弥陀池を経て、そこから「秋田駒」最高峰の男女岳山頂に至る。次に男岳・横岳との分岐を経て、女岳方面へ急な斜面を下る。女岳・小岳の縁を通って鉱山植物帯の湿地を通り、大焼砂の尾根へ出る。そして横岳を経て、八合目小屋に戻る。およそ8.6㎞(Ambit測定)、6時間の行程だった。
八合目小屋から山頂方面を望む
山はまさに花の季節。色とりどりの花が咲いていた。
エゾツツジ
田沢湖も見え始めた。
田沢湖の全貌が見渡せる
見ごろはすぎた感があったが、ニッコウキスゲも咲いていた。
男岳
阿弥陀池に到着
阿弥陀池を見下ろしながら、山頂を目指す。
約1時間45分で山頂到着
山頂から岩手山を望む
阿弥陀池から山頂を見上げる
男岳と横岳への分岐点に登る
東が横岳
西が男岳
そして、南の女岳方面へ急な斜面を下った。
タテヤマリンドウって誰かが言ってた。
下る途中で小岳を望む
イワカガミ
斜面を下って、湿地帯に入ると チングルマが出迎えてくれた。。既に羽毛状の実がなっているものが多かったが、雪解けの遅かったところにはまだ群生していた。
思いがけないところでショウジョウバカマ。
そして今回のハイライト、コマクサの大群落。大焼砂の両側の斜面一面に群生していた。
横岳まで登り、そこから八合目小屋まで戻る途中で見つけた花。名前は?
天気が良くて暑かったが、ちょうどいろいろな花が楽しめる時期に秋田駒ヶ岳があるけて、楽しい山行となった。