わたしの知らない世界
5月1日は植物写真家いがりまさし氏主催の「いがりまさし植物写真ワークショップ 福島半田山ワークショップ【復興応援】」に参加した。
これまで撮影した植物の名前を氏の編集した植物図鑑で調べたりしていたことから、今回のワークショップに興味を持った。また、会場の半田山はこれまでにも何度か写真を撮影しに行ったことがある馴染みの場所でもあることから、この機会に著者のご尊顔を拝しようと参加を決めた。
参加者は12名で、宮城県から参加していたのは3名、残りは福島県内の参加者だった。
各自自己紹介をすると、自分以外の参加者は写真が好きと言うより、植物特にスミレが好きという感じの人ばかり。「距」だの「柱頭」だの聞きなれない用語が飛び交い、「これはムラカミだ」、「タチツボとオオタチツボの雑種だ」などの会話が交わされて、ただ綺麗に写真を撮りたいだけの自分にはチンプンカンプンの状態だった。
一応写真の講習会ということだったので、ポイント毎にお手本の写真を撮影して、それを真似して撮影してみたりもするが、それ以外の参加者の写真の撮影の仕方を見てると、アングルや構図を気にして綺麗に撮るというよりは、コンデジのスーパーマクロ(通称「チューリップ」と呼んでいました)機能で雌しべを拡大したり、あくまで表現よりも記録重視という感じで、自分が予想していた写真の講習会とは趣が違っていた。
それにしても、一言でスミレと言っても、著者から購入したスミレの図鑑に載っているだけでも約300種類もあることに驚いた。それらが花の色や茎・葉の形態などで分類されており、まだま自分の知らない世界があるんだなと、感心した。
いずれにしても、自分はマクロレンズは持って行ったもの、コンデジなんて用意していなかったので、先生のお手本を参考にしながら、いつもの自分の撮り方で自分のぺスで撮影した。
各種のスミレ
ここからはその他の植物。
ノルディックウォーキングや登山をしながら写真を撮るいつもの撮り方ではなく、道端で花を見ながら議論しつつ撮影する撮り方は、とても新鮮だった。スミレについても少しは勉強してみようかと思った。