魔女の瞳とご対面
10月13日に桑折の知人たちのグループに便乗して一関側から栗駒山頂を目指したが、山頂は風が強く、ガスで視界が全くないという情報を基に、昭和湖まで登って引き返してきた。その後、温泉に入ったりして、それなりに満足して帰ってきたが、なんだか消化不良の感が否めない。翌日の14日は天気が良さそうなので、紅葉には遅いかもしれないが、一切経山に登って「魔女の瞳」と呼ばれる五色沼を眺めて来よう!ということになった。
駐車場がいっぱいにならないうちに浄土平に着けるように、朝5時に起きて6時には出発した。8時過ぎに浄土平に着いたが、駐車場は7割ぐらいは埋まっていただろうか。身支度を整えて8時半ごろに登り始めた。
浄土平から一切経山を望む。噴煙がいつもより少ないか?
酸ヶ平までの登山道から。
浄土平付近の紅葉は見頃を過ぎて、つばくろ谷付近が見頃らしかった。
酸ヶ平の分岐点から分かれて一切経山を目指す登山道から鎌沼を振り返る。
さらに登山道を登ると、吾妻小富士が見えてきた。
遠くにぼんやり見えているのが安達太良山か? 条件がよければスカイツリーが見えるとか、見えないとか。
およそ1時間半で頂上に到着。北側の眼下に広がる「魔女の瞳」とご対面。
青い瞳がくっきりと見えた。こんなに条件が良いのは初めてかもしれない。前回はスカイライン開通後の4月16日に、酸ヶ平までスノーシューを履いてのぼった。その時はまだ魔女の瞳は閉じたままだった。 ほぼ半年ぶりのご対面となった。
いつもなら、ここで下山して鎌沼を周ったり、吾妻小富士に登ったりして帰るところだが、たまには違う角度から五色沼を眺めてみたくなり、家形山へ向かう登山道を下り、沼の近くまで行ってみることにした。
登山道を下る途中で、慶応の大学生から小学生、教員などを含めて約80名で人文字を作っているところにでくわした。「KEIO」と書いてあるのが読めるだろうか?
下る途中の木々の合間からちらりと見える五色沼。期待が高まる。
約30分かかって沼の畔まで下りてきた。カメラを向けると近すぎて、標準ズームの広角端でも入りきらないほど大きい。もっと広角のレンズを持って来ればよかったと後悔した。
一切経山の頂上を望む。
青く輝く水面。
魔女の瞳を十分に堪能して、元来た道を引き返し、下山した。
下山した後は福島市内まで下り、ナポリタン好きの妻を一度連れて行ったらすっかりファンになった音楽堂そばの「みどり豆」で遅めの昼食を食べてから、帰路に着いた。