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ノルディックウォーキングと写真などについて

世界ノルディックウォーキングデーにウルトラノルディックウォーキング

5月24日は世界ノルディックウォーキングデーにちなみ、NW仲間のTちゃんと50kmの距離をNWで踏破するという無謀とも思えるチャレンジを行った。

 

誘われたのはチャレンジ二日前。50㎞という距離を聞いて驚いたものの、これまでも15~17㎞位の距離なら何度も歩いたことがあるし、週4日程度は7㎞前後の距離を歩いていて全く準備ができてないわけでもなく、なんとなくできそうな気がして、軽い気持ちでOKした。

仙台市太白区の生出森八幡神社をスタートし、名取・岩沼を経て、仙台空港を通り、海沿いの道を北上し、塩竈多賀城・利府を経てゴールの松島海岸へ至る、地図上で約53㎞の予定だったが、実NW距離は58㎞、休憩を含めて15時間15分のチャレンジだった。

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出発地点の生出森八幡神社。ここをスタート地点に選んだのはTちゃんだった。TちゃんとNW出会いの地である松島をゴールに決め、そこから50㎞の範囲で、スタート地点までのアクセスなどを考慮にいれて選んだらしい。

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スタート地点には、やはりNW仲間のDちゃんが応援に駆け付けてくれた。朝に大崎八幡神社で買ったというお守りを頂いた。

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お守りには「身体堅固」の文字が。大いにご利益があったと思う。

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ウォーミングアップをしたあと、5月23日21時16分にスタートした。

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生出森八幡神社から仙台空港までのコースは起伏に富み、仙台の夜景を眺めていたら、一転街灯もない峠道をヘッドランプと星明りを頼りに歩いたりと、景色も変化に富んでいた。

仙台空港に近づくと東の空に細長い下弦の月が登り始めた。仙台空港のアンダーパスを通過した時点で20㎞到達。このころまでは、体に全く異変はなく、順調に歩いていた。

歩くにつれて月は高度を上げ、次第に空が白み始めた。水平線付近が淡いピンクに染まり始めたので、ルートを外れて貞山堀まで迂回し、丁度30㎞地点で日の出を拝んだ。30㎞を過ぎたあたりから、臀部の筋肉に張を感じ始めた。

 

5月24日、世界ノルディックウォーキングデーの日の出。

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その後、左手に遠く太白山を眺めながら、「あのふもとから歩いてこれるもんだなあ」と感慨を抱きながら北上する。

 

多賀城市内に入り、約43km地点のスーパーの駐車場で休憩をしていると、NW仲間のSさんが応援に来てくれて、バナナを差し入れしてくれた。このころには足に豆ができたようで痛み始め、腿にも痛みを感じ始めていた。

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Sさんは再スタート後も再び沿道で応援してくれた。

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多賀城から塩竈を経て利府に入り、利府街道を松島海岸目指しラストスパート。足の痛みに耐えながら、少しづつ歩を進め、12時31分にゴール地点である松島海岸の浪打浜に到着。総NW距離58㎞、15時間15分のチャレンジは無事終了した。

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このチャレンジに誘ってくれたTちゃん、チャレンジに同行してエイドステーションとしてサポートしてくれたSちゃん、応援に駆け付けてくれたDちゃんとSさん、Facebook上で応援コメントをつけてくれたみなさん、そして疲れた体に確かな推進力を与えてくれた二本のポールに、感謝の意を表します。

 

しばらくはやらなくていいかな。