木婚旅行～屋久島に行ってきました～（6）
5月5日 こどもの日
前日、空港近くのホテルに一泊した。折角一泊するのだから、夕方まで東京観光してから帰る事にしていたが、妻の希望として、東京駅丸の内口前の「KITTE」を見に行きたい、という以外は具体的な予定は立てていなかった。前日の夜に、他にどこに行くかとうとう決まらず、結論を朝に持ち越したまま就寝した。
朝になって、なんとなく横浜に行ってみようかということになった。そういえば中華街や横浜アリーナでのライブに行ったことがあるが、用が済んだらすぐに帰り、ゆっくり歩いて観光したことがなかったのである。スマホで情報を集めていたらシーバスにも乗ってみようということにもなった。そうとなれば善は急げである。身支度を整え、朝食をすませてチェックアウトした。
ホテルのそばの大鳥居駅から横浜までは京急で約20分。横浜駅に9時過ぎに着いて、コインロッカーに荷物を預け、シーバス乗り場がある横浜ベイクォーターに行ってみた。シーバスの運航は午前10時からで、切符売り場もまだ開いていない。仕方ないので、横浜駅まで戻り、みなとみらい線で馬車道駅まで行き、そこから歩いて赤レンガ倉庫へ向かった。
赤レンガ倉庫では「ヨコハマ フリューリングスフェスト」というドイツビールをフィーチャーしたイベントが5月6日までの予定で開催されていたが、こちらも開始時間が11時からで、その為にならんで待っている人もいた。そもそも下戸でアルコールに執着がない二人は列に並ぼうという気が全くなく、周りの景色を楽しんだ。
赤レンガ倉庫
大桟橋には大きな客船が停泊していた
みなとみらい方面を望む
赤レンガ倉庫から大桟橋の方へ歩いて行くと、奇妙なオブジェの先に赤い風船がつながって浮かんでいた。近くまで行ってみたら象の鼻を模したオブジェだった。どうやら象の鼻パークという公園らしい。
象の鼻パークからさらに大桟橋の方へ足を進めた。
いよいよ大桟橋だ。
大桟橋のデッキからみなとみらい方面を望む
手前に停泊しているのは日本で唯一のエンターテイメント レストラン船「ロイヤルウイング」。横は構内を約2時間かけてクルージングしながら食事が楽しめる。ブライダルプランなどもあるらしい。
反対側の豪華客船はイタリア船籍のCOSTA VICTORIA号。最近はこういう豪華客船でのローコストクルージング（LCC）がはやっているらしい。
昼食は大桟橋内にあるハーバーズ・カフェで横浜海軍黒カレーを食べた。甘みの後にじわっと辛みが効いてくる濃厚な味わいのカレーだった。
大桟橋の次に山下公園へ向かった。
インド水塔。関東大震災で被災した横浜の在留インド人が追悼のために横浜市に寄贈したらしい。
インド水塔内部
山下公園では花壇製作のコンテストが作品が展示されていた。
また、ヨコハマカワイイパークというJ-POP（アイドル？）のイベントも催されていて、フードコートも家族連れで賑わっていた。インド料理の店で買ったタンドリーチキンがスパイシーでおいしかった。
14時近かったので、東京駅に戻るために横浜駅東口行きのシーバスの切符を買った。屋久島行きの高速船とは違い、海面近くをゆっくりと進み、約20分で横浜ベイクォーターに着いた。横浜駅からJRで東京駅へ向かった。
東京駅はGWということもあり、大勢の人で混雑していた。丸の内北口前の「KITTE」に入ってはみたものの、あふれるような人と喧騒で入っただけで、溜まっていた疲労感が噴き出してきた。館内をゆっくり見て歩く気にもなれず、早々に退散してきた。新幹線の時間まではまだしばらく間があったので、妻の提案で丸ビルに行ってみることにした。
丸ビルから東京駅を眺める
フィッシュアイ・ズームで東京駅全体を狙う
カフェで一息ついて後、東京駅に戻った。
丸の内北口の天井
普段はあまり使わない「ほのか」というモードで撮ってみた。淡くて落ち着いた雰囲気に撮れた。
東京駅正面
新幹線が仙台駅に着くのが19時30分過ぎで、それからどこかで夕飯を食べるのも面倒だからと妻のお勧めの駅弁を買った。
出来立てを買ったので、19時頃に食べた時でもご飯にぬくもりが残っていておいしかった。
20時過ぎに自宅に着いた。帰って来たばかりなのに、また屋久島に行きたいと思った。
とっぺんぱらりのぷう
