リゾート白神に乗って十二湖に行きました

6月16日はリゾート白神に乗って、十二湖に遊びに行った。青池が見たかったからだ。

最初に宿泊している陸奥赤石から鰺ヶ沢駅まで行き、リゾート白神の切符を買った。ハイシーズンじゃないせいか、行きも帰りも海側の窓際の席が取れた。

リゾート白神には、くまげら、橅、青池の三種類の編成がある。青池が見たくて十二湖に行くのだから、できれば青池に乗りたかったが、行きも帰りもくまげらだった。

鰺ヶ沢駅を出発し深浦駅に着くと、反対側のホームに青池が止まっていた。深浦駅での停車時間は約4分。その間にホームの端から端まで走って、青池の写真を撮った。俺っていつの間に撮り鉄になったんだろう？

十二湖駅で下車すると、十二湖散策マップを頼りに徒歩で約7km先の青池を目指した。

朝の内は曇っていて不安な天気だったが、歩き出したら段々空が明るくなり、汗ばむほどだった。今日はカメラマンモードだったので、ポールを持って行かなかったが、先週のミニ白神よりも本格的なウォーキングモードになってしまった。

 

濁川沿いに歩き、八景の池から日本キャニオン展望所を目指し、山道に入る。

日本キャニオン

グランドキャニオンを思わせる雄大な景観だから日本キャニオンと名付けられたそうだ。行ったことないがグランドキャニオンってこんなにちゃちなんだろうか？　こんなに緑に囲まれているのだろうか？　この景色を見て、とてもじゃないがグランドキャニオンを連想できなかった。

日本キャニオン展望所から山道を下り、日暮れの池に着いた。日暮れの池からは湖面に映る崩山が見えるはずだったが、山頂付近に雲がかかって、全容は拝めなかった。

日暮れの池

王池のそばの食堂で昼食を食べて、越口の池、中の池の畔に沿って歩き、落口の池まで歩いた。落口の池には、上流にある沸壺の池という小さな池からの水が流れ込んでいる。

沸壺の池からの流れ

落口の池の前の十二湖庵では、沸壺の池からの水を利用して、抹茶を提供している。池を眺めながら一服しようと待っていたら、前の席に別の客が座ってしまい、眺めが遮られてしまった。抹茶と茶菓子（もろこし1個）代は、備え付けの箱に気持ちでいれることになっていた。和菓子とセットで500円ぐらいのところが多いので、それよりも少し安く、300円を入れた。

落口の池の対面の藤

一服してから、沸壺の池をめざして再び山道に入った。

山道にはいって約0.2㎞ですぐに沸壺の池に着いた

フタリシズカ

沸壺の池から約0.6㎞ほどで青池に着いた。青池の水は透明度が高く、青みがかって見えるが、なぜ水が青く見えるのか明らかになっていない。

この青池に光が射し込むと、「インクをこぼしたよう」と形容されるように、水面がコバルトブルーに輝く。丁度、青池に着いた時には日が射し込んでいたが、しばらくして日が陰ってしまった。なんとかもう一度、輝く水面を見たいと30分ほど粘ったが、再び日が射すことはなかった。

青池を後にして、森の物産館キョロロまで歩いて一息ついた。青池をモチーフにしたラムネ味の青池ソフトを食べて、十二湖駅までバスで帰った。