紅葉の栗駒山ウォーキングトレイル
10月5日は栗原市の若柳スポーツクラブ主催「紅葉の栗駒山ウォーキングトレイル」に、一応撮影スタッフとして参加しました。
コースは、イワカガミ平から栗駒山頂、昭和湖を経て、須川温泉に至る山頂コースと須川温泉から名残ヶ原、昭和湖を経て須川温泉に戻る山麓コースの2コース設定され、そのうちの山頂コースに同行しました。
早朝5:30分に若柳総合支所に集合し、2台のマイクロバスに便乗してイワカガミ平に向けて出発。イワカガミ平で開会式を行った後、山麓コースの参加者は再びバスに乗り込み、須川温泉へ移動しました。
コースはイワカガミ平から中央コースを通って栗駒山頂を目指し、登頂後は尾根沿いに天狗岩を経て、天狗平の分岐から須川コースに入り、昭和湖、名残ヶ原を経て須川温泉に下る約7.3km(Ambit測定)の行程。
身支度を整えて7:49に出発!
曇り空の中、紅葉を横目に眺めながら登る。
9時ごろになると厚く見通しを遮っていたガスが次第に晴れ初めた。
さらに20分ぐらいすると頂上付近を覆っていたガスも次第に晴れ始め、頂上が見えるようになった。
出発して約2時間後、頂上に到着。最初はガスに覆われていたが、次第に晴れて、眼下に広がる雲海が見えるようになった。
小さく岩手山が見える。
南側に広がる雲海。雲と雲のはざま。
頂上を出発して下山を開始して間もなく、今度は鳥海山が姿を現した。
鳥海山を眺めながら尾根沿いを歩く。
尾根の先に広がる雲海。
雲海の底?
鳥海山と須川湖を一望できた。
ついでに昭和湖まで一望してみる。
道が狭くて登山者とすれ違いに時間がかかり、下山開始から約1時間45分かかって、ようやく昭和湖に到着した。到着した途端強風が吹き始めた。最初は濃いガスが立ち込めていたが、風で晴れることもあった。
ここで昼食を食べる予定だったが、あまりに風が強いので下山後に食べることにして、しばしのトレイ休憩後、須川温泉に向けて再び下山開始。標高が下がるとガスも晴れることが多くなり、紅葉を楽しみながら下山した。
12時30分頃、名残ヶ原から剣岳を振り返って名残を惜しむ。
13時頃に須川温泉に到着し、駐車場で簡単にストレッチをした後、ようやく昼食にありついた。一息ついたあと、栗駒山荘で温泉につかり、紅葉を眺めながら疲れをいやした。
14時30分頃、バスに便乗して須川温泉を出発し、予定より約1時間遅れの16時30分頃若柳総合支所に帰着した。
紅葉は終盤に差し掛かり、生憎の天候で鮮やかさにかけて残念だったが、雲海を楽しむことができて、概ね満足できる山行だった。