ノルディック De 歩こう!! c.w. STUDIO LightPix

ノルディックウォーキングと写真などについて

スノーシュー De 歩こう!! 澄川-刈田岳2013

1月5日、今シーズン初のスノーシューを楽しんできた。1月4日に蔵王のペンションウッドチャックに宿泊し、ウッドチャックで行っているランチ付スノーシューハイクを申し込んでいたのだが、諸般の事情により断念し、代わりに澄川スノーパークのすみかわM'sガイド&スクール主催の「雪上車ワイルドモンスターで行く!樹氷原スノーシューツアー」に申し込んだ。

 

コースは澄川スノーパークから蔵王エコーラインを経て、蔵王ハイラインの中腹まで雪上車で登り、そこからスノーシューで刈田岳山頂を目指し、大黒天経由で下り、後見ゲレンデや澄川ゲレンデではヒップそりでゲレンデを滑走(滑落?)したりの楽しいコースだった。ツアーの参加者は私と妻の2人だけで、まるでプライベートツアーのようだった。

 

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 が雪上車の軌跡、がスノーシューの軌跡

 

このツアーには昨年の3月にも参加したが、刈田岳の登りが強風のためにきつく、頂上付近はガスで周りの風景が全く見えなかった。晴れていればお釜を見下ろすことができたはずなので、なんとかリベンジしたいと思っていた。

 

雪上車乗車前の段階では、刈田岳頂上は天候は穏やかで風はないが、ガスがかかっているという情報だった。雪上車内ではガイドによって前日の吹雪でエビの尻尾が形成され、樹氷もモンスターほどではないが成長していると案内されたので、期待していた。

 

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雪上車を降りて、歩き始めた地点付近からの眺め

 

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樹氷原と後烏帽子岳(左)と屏風岳(右)

 

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樹氷と風紋

 刈田岳頂上への登りは、穏やかな天候で、昨年と同じコースとは思えないほど楽に登れた。頂上付近を見上げれば、ガスがかかっている様子もなく、期待も膨らむ。頂上へ出ると、お釜の方へと思わず駆け出した。見下ろすと昨年とは全く違う絶景が広がっていた。同行したガイドも、「こんなに条件の良いのは、今シーズン初めてだ」と言っていた。

 

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雪景色のお釜

 

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妻とツーショット

 

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 はるか遠くを望む

 

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 刈田岳山頂の刈田神社

 

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成長したエビの尻尾

 

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大黒天へ下る登山道にて

 

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樹氷原を見下ろす

 

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 風に舞うダイヤモンドダスト(?)を撮影しようと高速シャッターを切った。小さい白い点が見えるだろうか?

 

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大黒天から見上げる五色岳

 

大黒天から澄川スノーパークへ下る観光道路に入った。後見ゲレンデではスノーシューを外して、ヒップそりを使いゲレンデを滑り下りた。滑る前に足でブレーキをかけてスピードを調節することや、その際に顔に雪がかかることを注意を受けた。うまくいけばゲレンデ下のレストハウスまで止まらずにいけるということだった。後見ゲレンデは上から見たときはそうでもなかったが、いざすべり出してみると斜度がきつくどんどんスピードが上がっていく。足で減速しようとするが、飛び散った雪がサングラスに張り付き視界が全く効かなくなった。何度か転びながらようやくレストハウスにたどり着いた時は顔中雪だらけだった。あとから歩いて下りてきたガイドは「すごい雪煙りでした」と笑っていた。

 

しばらくはスノーシューを着けずにそのまま歩き、ゴール間際の澄川ゲレンデでもう一度ヒップそりで滑り下りた。こちらのゲレンデは斜度が緩く、たいしたスピードもでないまま、なんとなく止まって終わった。

 

ゴールして帰る間際に、「もし希望があれば、電話してもらえれば下見とかしますから、何でも相談してください」というので、「今度は仲間を連れて来ます」と言って、澄川スノーパークをあとにした。

 

 すみかわM'sガイド&スクールのブログでも昨日のことが紹介されているので、よろしかったらこちらもどうぞ。

http://sumikawaschool.blogspot.jp/2013/01/blog-post_5.html?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed:+SumikawaSchoolBlog+(SUMIKAWA+school+blog)

 

もしかしたら、今シーズン最初で最後のスノーシューかも知れないが、大満足の一日だった。