一切経山に登りました
4月8日の磐梯吾妻スカイラインの再開通の日に登ろうと思って行ったが、あまりの強風に登るのを断念した一切経山。急遽、休みが取れたこともあったので、リベンジすべく再び浄土平を目指した。
今日の浄土平の天候は比較的穏やかで、風は多少吹いていたものの晴れて気持ちが良かった。
浄土平の湿原付近には雪が残っていたが、木道や登山道はすっかり雪が溶けていた。湿原を過ぎて蓬莱山の山麓斜面に差し掛かったあたりから酸ガ平小屋付近までは雪が残っており、スノーシューを装着して歩いた。酸ガ平小屋から一切経山山頂まではスノーシューを外して登山靴のまま歩いた。
下の地図の赤い線が往路、緑の線が復路、青い線が吾妻小富士のルートである。
昨年の再開通の日には一面が雪に覆われていたが、今年は雪解けが早く、山肌が露出している。
つぼ足で登っている人も多かった。自分も最初はつぼ足で登ろうかと思ったが、数cmとはいえ足が雪に沈むと歩きにくかったので、ここでスノーシューを装着して、今シーズンのラスト・スノーシューイングを楽しんだ。
酸ガ平小屋を過ぎると、登山道の雪はほとんど溶け、一部ではぬかるみも見られた。ここでスノーシューを外した。
登山道の中腹から酸ガ平を望む。木道が一部露出しているが、鎌沼付近はまだ雪が多そうだ。
登山道から吾妻小富士を望む。
一切経山山頂から五色沼を望む。魔女の瞳と言われる沼はまだ凍結したままである。ビジターセンターのスタッフによれば、3月中旬に一度溶けかかり、氷が薄くなったが、その後の寒冷な天候でまた氷が厚くなったようである。
山頂のケルンで強風を避けながら昼食を食べ、その後吾妻小富士を眺めながら下山した。
当初は鎌沼を巡るつもりでいたが、久しぶりに吾妻小富士にも登りたくなって、鎌沼に寄らずに下山した。
吾妻小富士から眺め。
見上げれば飛行機雲。
吾妻小富士から一切経山山頂方面を望む。
今回は五色沼がまだ凍ったままで、魔女の瞳が開いた姿を見られなかったが、今シーズンのラスト・スノーシューイングが楽しめた。これでようやくタイヤを交換できる。